【転職】障がい者支援施設の「共同生活援助(グループホーム)」って、どんな仕事するの?
こんにちは、カメちゃんです。
今回は、「共同生活援助」への転職をかんがえてみたいと思います。
「共同生活援助」っていうとイメージがわかないですが、いわゆる「グループホーム」のことです。
漢字で書くと、堅苦しいし、何の施設?ってなりますよね。
「グループホーム」って言われる方が、何となくイメージつきやすくなります。
おもに、高齢者や認知症の方が入っている施設と思われがちですが、障がい者の方が入っているグループホームもあるんです。
共同生活援助(グループホーム)とは?
障がい者のグループホームとは、施設に入所しておらず、地域で他の人と共同で生活している人(共同生活を営むのに支障のない人)を対象として、おもに夜間において、共同生活している住居で相談や、入浴、排泄または食事の介護、その他の日常生活上のサポートを行うものです。
共同生活している住居は、マンションやアパートの一室であったり、一戸建て住宅であったりします。
住居のなかに、3~4つくらい部屋がありますが、それぞれの部屋に障がい者が生活しています。
居間・リビングは共有スペースとなっており、そこで食事をとったり、テレビを見たりします。
もちろん、自分の部屋にテレビなどを置いて、一人で見る障がい者もいます。
住居は、運営している事業者が賃貸借契約にもとづいて、障がい者に提供しています。
グループホームでは、障がい者の生活への不安の軽減、孤立することの防止、共同生活による身体的・精神的な安定などが支援の目的となっています。
グループホームでの仕事は、どんなことするの?
グループホームの職員の人員基準は、現在、各都道府県の条例で定めることとなっています。
ですから、各都道府県により、若干職員の配置基準が違うのですが、一般的な例で書いていきたいと思います。
「管理者」
・責任者のことで、職員をはじめ全般的なことの管理をおこなう人
「サービス管理責任者」
・グループホームを利用している障がい者の個別支援計画を作ったり、他の福祉サービス関係者と連絡調整したりする人
・職員に対して、全般的な助言などをおこなう
「世話人」
・障がい者に対し、おもに朝や夕食の食事を作ったり、生活上の相談などにのる人
「生活支援員」
・障がい者に対し、食事や入浴、排泄などの介護をおこなう人
転職先としてはどうですか?
転職先の求人としては、上に書いた「管理者」以外の求人になります。
「世話人」と「生活支援員」の違いは、「世話人」はおもに食事を作ることをメインにしている人とイメージしてください。
「世話人」さんは、近所の主婦の方(割と年配の人が多い)が印象として多いです。
「生活支援員」が、障がい者の生活全般のサポートや相談にのったりします。
両方とも、資格要件などは特に必要ないですが、「生活支援員」の方は福祉や障がい者に関する理解を少し持っていた方がいいと思われます。
「サービス管理責任者」は、福祉職の経験と社会福祉士などの資格要件が求められます。
グループホームに入居している障がい者は、「生活介護」や「就労継続支援B型」などの作業所に通所していたり、また一般就労しているので、日中の間いない場合がほとんどです。
ですから、職員の業務としては、朝と夕方から寝るまでの支援がおもになってきます。
昼間については、グループホーム以外のお手伝いや事務仕事などです。
また、宿直をしながら夜間帯の見守りが必要となってきます。
泊まりの仕事もあり、変則勤務になりがちですが、限られた障がい者の支援であり、信頼関係も結びやすく、慣れれば居心地もいい職場になると思います。
泊まり勤務もOKという人であれば、転職先としてもおすすめできます。
(福祉業界全般に安いですが)宿直の手当も出ますしね。
まとめ
グループホームに入居している障がい者は3~4人であったり、大きな建物であれば、10人くらい入居しているグループホームもあります。
毎日支援する障がい者なので、慣れれば信頼関係もうまれ、職員としてはたらきやすい職場になります。
基本、グループホームに入居している障がい者は日中、就労継続支援などの作業所へ通っていたり、就労先へ行っているので、職員としても支援しやすい方々が多いです。
もちろん、人が生活しているのですから、ケンカや脱走などいろいろ問題も発生しますが。。。
それも含めて、やりがいがあるし、仕事も慣れやすいと思います。
転職先として考えるのも十分ありだと思いますよ!
最後まで、お読みいただきありがとうございました!!