【転職】障がい児支援施設の「放課後等デイサービス」って、どんな仕事するの?
こんにちは、カメちゃんです。
今回は、障がい児支援施設の「放課後等デイサービス」について書きたいと思います。
ここ4~5年で、急激にその数が増えた施設です。
様々な形態の「放課後等デイサービス」が開設され、地域の小中学校や、障がい者の支援学校には、放課後の時間帯、施設のお迎えの車が何台もならぶ光景を、最近よく目にするようになりました。
それでは、「放課後等デイサービス」とはどのような施設なのでしょうか、転職先としてはどうなのでしょうか、書いていきたいと思います。
「放課後等デイサービス」ってどんな施設?
「放課後等デイサービス」とは、児童福祉法という法律に定められている障がい児への支援サービスです。
法律では、学校に就学している障がい児につき、授業の終了後または休業日に施設に通ってもらい、生活能力の向上のために必要な訓練、社会との交流の促進などを提供するサービス、となっています。
「放課後等デイサービス」は、障がいのある児童(小学生・中学生・高校生)が、学校の授業が終わった後や休日、長期休暇中に通う施設です。
名称が長くて言いづらいので、「放課後等デイサービス」のことをよく略して、「放デイ(ほうでい)」と言ったりします。
「放課後等デイサービス」では、障がい児に対し、施設によりいろいろな特色ある訓練・プログラムが行わています。
例えば、歌や楽器を使って音楽療法をしたり、物づくりを通して手先を動かしたり、マット運動や公園などを利用して体づくりをしたり、学校の宿題や教材をつかって個別勉強をしたり、と施設により様々な支援がおこなわれています。
また、施設に通って、日常生活の訓練をおこなったりもします。
例えば、着替えの練習、掃除・片付けの方法を覚える、あいさつをきちんと行う、などなどです。
職員として「放課後等デイサービス」での仕事は、何をするの?
「放課後等デイサービス」には、保育士などの「指導員」、子どもの支援計画を立てる「児童発達支援管理責任者」、人材管理をおこなう「管理者」が配置されています。
福祉の経験があり、一定の資格をお持ちであれば「児童発達支援管理責任者」として採用されるでしょう。
ただ、おもに求人として募集が多いのは、「指導員」としての仕事です。
保育士などの資格があれば採用されやすいですが、なくても大丈夫です。
仕事は、学校へ施設の車でお迎えに行き、施設内でプログラムとして障がい児とともに遊んだり、宿題したり、物をつくったり、運動したりします。
夕食まえ頃に帰りの準備をして、施設の車で自宅まで送ります。
その日支援した子どもの様子や支援内容を記録として残し、明日の準備・確認をし業務終了です。
時間帯的に、午後から動き出す施設が多いと思います。
転職を考えた時の注意点!
「放課後等デイサービス」は、一日のながれがだいたい決まっているので、仕事としては働きやすいと思います。
もちろん、いろいろな障がいをかかえた子どもがいるので、臨機応変に対応しなければならない時もあります。
障がいの特性や病状によっては、子どもへの接し方に気を付けて支援する必要があります。
ただ総合的にみて、子どもとの関係が慣れれば毎日楽しく過ごせますし、療育支援はとてもやりがいが持てる仕事だと思います。
一つ、転職を考えた時に注意すべき点があります!
ここ数年で「放課後等デイサービス」への需要が急速に高まり、それとともに施設・事業所の数も一気に増えました。
子どもへの療育目的がはっきりしているところは信頼がおける施設ですが、中には全く福祉精神の無い、お金儲け主義のところもあります。
他の福祉事業を展開していたり、年数も歴史もある施設・事業所は問題ないと思います。
それ以外のところは、事前にホームページなどを見て、ざっくりでも印象をみておいたほうが良いと思われます。
あと、非常に簡単な見分け方として、そこの施設職員の服装や態度、言葉づかいをみるのも方法としてあります。
こんな社会人として当たり前のことが、「質の悪い施設」ではできていないことが本当に多いのです。びっくりするくらい!
特に服装は、質の悪いところは、だらし無かったりしますので、要注意です。
さいごに
「放課後等デイサービス」は、施設・事業所の数も増えており、求人も多く出ています。
一日のながれも把握しやすく、やりがいある仕事です。
子どもの将来への療育支援のため、転職先としてはおすすめできるところです。
ただ、質の悪い施設も中にはあるので、最低限、そこの職員の態度・服装・言葉遣いなどは、事前にチェックしておくことをおすすめしておきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!