【転職】障がい者支援施設の「生活介護」って、どんな仕事するの?
障がい者支援施設への転職をすすめるため、施設の説明をしています。
今回は、「生活介護」施設です。
ありがちな名称だけど、その施設ではどんな仕事をするんだろう?って思いますよね。
「生活介護」施設とは?
教科書的な言葉で説明します。
常時介護を必要とする障がい者が、安定した生活を営むために、おもとして昼間に支援施設で入浴、排泄、食事の介護のほか、創作活動や生産活動の機会を提供します。利用期限は定められていません。
では、簡単に説明します。
そこは、障がいの方が朝から夕方くらいまで過ごす施設です。
比較的、介助が必要な中程度の障がいの方が利用しています。
そこで、内職的な作業ができる障がい者は、その人のペースに合わせて作業します。
また、作業するのが難しい障がい者は、職員と話をしながら過ごしたり、楽器をさわったり、歌をうたったり、お茶したりと、無理のないペースでゆっくりと過ごします。
つまり自宅で過ごしている、中程度くらいの障がいの方が、日中にゆっくりと過ごす作業所です。
「身体障がい者」をおもに支援、「知的障がい者」をおもに支援、「精神障がい者」をおもに支援、している施設に分かれています。
施設も、それぞれ得意とする障がい種類があるので、おもに支援する障がい種類も分かれる傾向があるのです。
ぶっちゃけ、仕事はどんな感じ?
「生活介護」を利用する障がい者は、一般就労が難しく、また就労は今後も難しそうな中程度くらいの障がいを持っている人が多いです。
ですから、利用する障がいの方の障がい特性などを、きちんと理解して接する必要があります。
特に、「生活介護」施設は、知的障がい者をおもに支援しているところと、精神障がい者をおもに支援しているところが多いです。
知的障がい者の特性への理解、そして精神障がい者の病状にかんする理解、が必要となってきます。
仕事は、障がいの方を預かる日中の時間帯になるので、何も問題がなければ、毎日決まったながれで、規則正しく勤務することができます。
残業もさほどないようです。
毎日、日中でおわる仕事なので、泊まり勤務もなく、自分の予定もたてやすいです。
障がいの方が新しく利用し始めたり、辞めたりしますが、基本は毎日同じ方を支援することになるので、慣れれば接しやすく仕事もしやすくなります。
あくまで、障がい者の特性を理解したうえでなので、根気良さと気を長く持つことが必要となります。
いろんな出来事もおこるんです
泊まり勤務がない、日中でおわる仕事は、自分の予定も立てやすくおすすめできる施設です。
ただ、いろいろな特性をもつ障がい者が利用するので、定期的にいろんな出来事・事件がおこったりします。
特に、「知的障がい者」「精神障がい者」を支援する生活介護事業所で多いです。
例えば、精神障がい者を支援している生活介護で、利用者である障がいの方が、生活介護での職員からの注意で精神状態が不安定になり、急に物を投げたり、職員やほかの人に対して威圧的になったり。などなど
障がい者だから、何か問題を起こす、ということではなく、そのきっかけになる何か、が必ず存在するので、時間をかけて接していく必要があります。
さいごに
生活介護の施設は、中程度くらいの障がいの方を支援することが多いですが、利用者の障がい者やその家族と信頼関係を結ぶことができたら、とても仕事しやすくなります。
また、日中の間に支援する施設なので、仕事のスケジュールもたてやすく、自分のスケジュールもたてやすいです。
転職するのに、おすすめする施設の一つです。
是非とも、「生活介護」事業所への転職も検討してください。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。