【転職先に考えよう】「障がい者支援施設」って、どんな種類があるの?
障がい者支援施設ではたらくと言っても、それらの施設は「どんな所?」「何をしている所?」って、疑問に思いませんか?
「障がい者」をサポートするという仕事だろう、と漠然としたことは分かるけど。。。
そこで今回は、求人にでている「障がい者支援施設」の種類について、書きたいと思います。
こまかいところまで言うと違いが分かりづらくなるので、メジャーな「障がい者の施設」をピックアップしていきます。
最初に
障害者総合支援法という法律で、障がい者を支援するいろいろなサービスが定められています。
そのいろいろなサービスごとに、障がい者支援施設が民間の会社により、運営されています。(一部、国や地方公共団体が施設を運営していますが)
以前の記事にも書きましたが、施設は「3つの障がい種類のどの障がい者も受け入れる」ことになっていますが、実際には、いずれかの障がい者に特化して(あるいは割合が多く)運営している施設がほとんどです。
ま、それが悪いということではなく、その障がい種別の障がい者を、専門的にサポートできるという面で、私はそのような運営は良いかな、って思います。
どんな、「障がい者支援施設」の種類があるの?
たくさんの施設がありますが、メジャーなところをしょうかいしたいと思います。
居宅介護(ホームヘルプサービス)
食事や入浴、そして排泄(トイレ)などの身体介護を、障がい者の家に行っておこないます。
施設入所支援
施設に入所(暮らしている)している障がい者に対して、おもに食事や入浴、排泄の介護などをおこないます。
生活介護
常時介護を必要とする障がい者が、安定した生活をおくるために、日中の間、支援施設で、食事や入浴、排泄のほか、簡単な作業などの手伝いをおこないます。
就労移行支援
就労を希望する65歳未満の障がい者に対して、一般就労へつなげるため、会社での実習や、適正に合った職場さがし、就職した後のサポートなどをおこないます。
就労継続支援A型
一般の会社などで働くのは難しい障がい者に対して、就労継続支援A型への通所により、雇用契約をしてそこではたらく場所です。一般就労を目標として、必要な知識や能力を高めるよう障がい者にサポートをおこないます。
就労継続支援B型
一般の会社などで働くのは難しい障がい者に対して、雇用契約を結ばないではたらく場所です。最終的には一般就労を目標として、はたらくことの機会をつくり、必要な能力などを高めるよう障がい者にサポートをおこないます。
共同生活援助(グループホーム)
ほかの障がい者と共に、生活をおくる場所がグループホームです。おもに朝や夜において、グループホームで相談、入浴、排泄または食事の介護、その他の日常生活上のサポートをおこないます。
種類は分かったけど、なかみは?
メジャーな「障がい者支援支援施設」を7つ挙げました。
どこが、おすすめ? となりますよね。
私は今、6番目に書いた「就労継続支援B型」の施設ではたらいています。
まぁ、いい感じではたらかせてもらっています!
挙げさせてもらった7つの「障がい者支援施設」について、私が元市役所職員として、いろいろな福祉関係者とかかわってきた経験をもとに説明していきたいと思います。
すみません、次回以降に。。。
さいごに
「障がい者支援施設」は、メジャーなところだけでも7つもあり、さらに1つないしは2つの障がい種別に特化して事業展開しているところが多いので、3障がい(身体・知的・精神)に分けると、いろいろな形の障がい者支援施設があることが分かります。
いろいろな形の障がい者支援施設があるということは、「自分に合った」、「自分が得意とする」ところに出会えるチャンスが多いということです。
今後の、仕事に選択肢が増えるような気がします。
次回からは、それぞれの「障がい者支援施設」について、わかりやすく説明していきたいと思います。