中高年必見! 福祉業界への転職を考える

30代以降の中高年に、福祉業界(特に障がい福祉)への転職をすすめるブログです。私自身の福祉業界での経験をもとに、皆さんへ転職活動の参考にしていただければと思います。

転職先に考える「福祉職」の仕事を4つに分けてみます

 

福祉業界への転職を考えるにあたり、いろいろな分野があります。

 

大きく分類すると、4つの福祉職の仕事に分けることができるので、それらについて、ザックリ説明したいと思います。

 

私が一番おすすめしていきたいのは、『障がい福祉』の仕事です。

 

 

 

4つの福祉職の仕事について 

『障がい福祉』

 

まずは、私が転職するなかで一番すすめる「障がい福祉」です。

      

身体・知的・精神・難病など、障がいをもった方々への生活や仕事に対する支援です。

 

障がい者(児)に対し、その人らしい日常生活を送ることができるよう、住んでいる社会の環境を整えていきます。

 

また、その人にあった就労先を探したり、雇用にむけた訓練などのサポートを行います。

 

さらに、障がい者が自立した生活をおくれるよう、その人が抱えている問題や家族の悩みなどの相談を聞き、いろいろな障がい福祉サービスをしょうかいしていきます。

 

「障がい福祉」での仕事先としては、

障がい者支援施設やグループホームなどの入所施設、

生活介護や就労継続支援施設などの通所施設、

自宅や外出支援をおこなう介助ヘルパー

などの仕事がおもになります。

 

『高齢福祉』

                   

高齢化社会の到来は大きな社会問題であり、多くの求人がある「高齢福祉」です。

 

毎日のように誰かの介護を必要としたり、その予防のために、65歳以上の高齢者に対してヘルパーなどの介護サービスをおこないます。

 

自宅での生活が不安な方には、生活の場として施設へ入所したり、自宅で普段の生活をおくりながら、ヘルパーなどの介護サービスを受けたりします。

 

高齢者である本人はもちろん、家族が抱える不安も大きいので、相談を聞きながら、いろいろな介護サービスを考えていきます。

 

「高齢者福祉」での仕事先としては、

特別養護老人ホームや有料老人ホーム、サービス付き高齢者住宅などの入所施設、

デイサービスなどの通所施設、

自宅での介護ヘルパー

などの仕事がおもになります。

 

『児童(子ども)福祉』

                  

少子化社会で大切な分野である、「児童(子ども)福祉」です。

 

保育所(幼保連携型認定こども園保育所認定こども園保育所)などで、子どもたちがスクスク育つよう、子どもたちやその家庭をサポートします。

 

子どもたちが、将来自立した大人になれるよう、また家庭において適切な養育が受けられるよう、日々の生活をささえていきます。

 

また、子育ての悩みなど相談を聞きながら、少しでも育児への不安を軽くできるようにサポートします。

 

「児童(子ども)福祉」での仕事先としては、

子どもたちを預かり、スクスク育つことを目的にした保育所

家庭で適切な養育を受けられない子どもたちのための、乳児院児童養護施設

などの仕事がおもになります。

 

『生活困窮福祉』

                  

生活保護やその制度では対応できない、「生活困窮福祉」です。

 

日本国憲法により生活保護法が規定されており、生活保護受給者に対して自立した生活をおくれるようサポートしています。

 

いろいろな理由で生活保護になった受給者にたいして、医療面や就労面でのサポートをおこないます。

 

また、生活保護制度では対応できない人に対して、ほかの制度が利用できないか相談にのったり、いっしょに動くことのサポートをおこなっていきます。

 

「生活困窮福祉」での仕事先としては、

生活保護者が入所する救護施設や更生施設、

安い料金で宿泊できる簡易宿泊所

お金のかしつけや金銭管理などをサポートする社会福祉協議会

などの仕事がおもになります。

       

 

ザックリ分けただけでも、福祉職の種類は4分野もあります。

 

次回以降、なぜ私が「障がい福祉」での仕事をすすめるのかを、話していきたいと思います。