中高年必見! 福祉業界への転職を考える

30代以降の中高年に、福祉業界(特に障がい福祉)への転職をすすめるブログです。私自身の福祉業界での経験をもとに、皆さんへ転職活動の参考にしていただければと思います。

なぜ、『障がい福祉』分野への転職をすすめるのか?

  

 前回は、福祉職の仕事を 

『障がい福祉』

『高齢福祉』

『児童(子ども)福祉』

『生活困窮福祉』

 の、4つに分類しました。

 

そのなかで、転職するにあたり、『障がい福祉』分野を一番におすすめしたいと思います。

 

 

福祉職の仕事の「いま」

 

現在の日本社会をみると、少子高齢化が激しいスピードで進んでいることが大きな問題となっています。

 

そう考えると、高齢福祉の介護職や、児童(子ども)福祉の保育士などに、採用が多くなり、求職者側に有利にはたらくと思われます。

 

実際の転職市場もその傾向であり、居宅ヘルパーなど高齢者を介護する仕事だけをみても、新聞チラシに求人情報があふれています。

 

街を歩いていても、いたる所に、「介護付き有料老人ホーム」「日帰りデイサービス」などの看板を見ることができます。

                     

 

なぜ、『障がい福祉』分野への転職をすすめるのか?

 

では、なぜ『障がい福祉』分野への転職が一番と言えるのか?

 

それは、障がい福祉分野には、仕事場としての施設や事業所、そして仕事種別がたくさん分かれており、自分に合うところを見つけやすいからです。

 

仕事で支援することになる障がい者の方の種別をみても、

「身体障がい」

「知的障がい」

「精神障がい」

などの分野に分けられます。

 

また、職場についても、

「泊まり勤務のある施設系」

「日中勤務がメインの日帰り事業所系」

障がい者自身の自宅で介助する訪問系」

など ザックリ分けても、たくさんの種別があるのです。

                  

 

さらに、ステップアップも目指しやすい!

 

たくさんの種類・職場がある『障がい福祉』分野ではたらくことで、今後、『高齢福祉』分野への転職・ステップアップも可能となります。

 

障がい福祉の現場も、高齢化が急速にすすんでおり、実際、高齢障がい者を支援しているところが多くなっています。

 

『障がい福祉』の現場でスキルをつめば、その後、『高齢福祉』の職場へもかわりやすくなりますが、その逆は難しくなります。

 

であれば、福祉職の初めは、『障がい福祉』分野での仕事をしておく方が、あとあと、「ステップアップしたい」「違う福祉職を目指したい」と思ったとき、うごきやすくなります。

 

また、同じ障がい福祉分野への転職も、障がい種別が違っていても採用には、さほど問題とされません。

 

ですから、例えば、「身体障がい者」支援事業所から「知的障がい者」事業所へ、転職される方はたくさんおられます。

                  

 

まとめ

 

『障がい福祉』分野での仕事は、

 

・たくさんの種別、種類の施設や事業所があり、自分に合うところを見つけやすい

・高齢障がい者をあいてに支援することで、高齢福祉分野へのステップアップもしやすくなる

・「障がい福祉」分野から「障がい福祉」分野への転職も、問題なくおこなえる

                  

 

今後は、いろいろな『障がい福祉』分野の種類の職場があるので、簡単にわかりやすく説明していきたいと思います。