【プロフィール】転職先に福祉業界をすすめる「私のはなし」
福祉業界への転職を考えているけど、「いまいち、どの様な仕事か分からない」と不安に思っている皆さまへ、少しでも参考になれば、とブログを書いていきたいと思います。
まずは、「私自身のはなし」を最初に書きたいと思います。
『私のはなし』
私は、大学を卒業し、関西地方のとある市役所へ福祉専門職として就職しました。
福祉事務所で20年間、生活保護のケースワーカーや障がい者、高齢者に関する相談業務などをしておりました。
その後、「家庭の事情」により退職。
現在は、障がい者の生活や就労を支援する、「就労継続支援B型事業所」で働いております。
「家庭の事情」というのは、ずばり、『親の介護』です。
詳しくは記載しませんが、両親がそれぞれ、認知症と難病を患い、一人息子のわたくしが、日々の介助に追われる生活を送っていたためです。
公務員なら仕事や生活にも融通がきくのでは、、、、と思われる方も多いと思いますが、なかなかのブラックな環境でした。
仕事は残業が多く、土日も市民向けイベントなどの開催で出勤。
公務員として働いているので、当然、市民の方への窓口・電話対応がベースとしてあり、時間外にやっと自分の仕事に集中できる、といったかんじです。
デスクが窓口から見える環境でしたので、形式上は昼休みや休憩時間はもうけられていますが、実質は10分くらいで昼食休憩をとる以外は、ずっと業務をしていました。
休日も、各種啓発イベントなどが、けっこうな頻度で開催されるので、出勤せざるを得ない状況となります。代休扱いといっても、ギリギリの職員体制のため、ほとんど消化できませんでした。
忙しいながらも、生活のため頑張ってきたわけですが、「親の介護」という家族内での深刻な問題が出てきたため、(ブラックな!?)公務員勤めを辞め、就業時間がきちんと定められている、いまの就労場である障がい者支援事業所へ転職しました。
「生活保護関係」→「高齢福祉関係」→「障がい福祉関係」の分野で仕事に携わってきたなかで、私が感じた「福祉業界」について、皆さまの転職の手助けになれるよう、経験したことを伝えていきたいと思っております。
特に私と同世代(40代)とその前後(30代・50代)で、福祉業界への転職を考えている、という方々への参考となれたらと思います。
もちろん、中高年以外の方々についても、福祉業界への転職の参考にしてもらえるとうれしいです。