中高年必見! 福祉業界への転職を考える

30代以降の中高年に、福祉業界(特に障がい福祉)への転職をすすめるブログです。私自身の福祉業界での経験をもとに、皆さんへ転職活動の参考にしていただければと思います。

【転職】障がい児支援施設の「児童発達支援」って、どんな仕事するの?


 

こんにちは、カメちゃんです。

 

障がい児(子ども)を対象とした施設も、ここ数年たくさん開設されてきています。

 

医療の発達などで、幼少期の早期の段階で、障がいやその疑いありと診断されることが増え、早期の療育を受けるケースが増えてきたためです。

 

また、「発達障がい」など、昔は性格だろうと見過ごされていた症状が、広く認知されてきたことも、早期に療育を受けたいと希望する親御さんが増えた要因です。

 

療育を受ける施設として、通所施設としては、「児童発達支援」と「放課後等デイサービス」が挙げられます。

 

「児童発達支援」は就学前、「放課後等デイサービス」は就学後の障がい児が利用する施設となっています。

 

 

障がい児施設の「児童発達支援」とは?

「児童発達支援」とは、児童福祉法に定められた障がい児サービスの一つです。

 

小学校にあがる前の児童を対象に、心身の成長や発達に不安がある子どもが、日常生活をスムーズに送れるように支援するところです。

 

障がい者手帳の有無に関係なく、発達の遅れが気になる子どもへの支援をおこないます。

 

小学校へあがるまでの幼少期の時期は、子供たちが社会性やコミュニケーションなどを学ぶ大切な時期となります。

 

発達の遅れなどが見られる子どもの場合、早い時期からその子の特性に合わせた支援が重要となるため、「児童発達支援」という施設において、適切な行動やスキルが習得できるよう支援します。

 

「児童発達支援」施設の仕事はどんなことするの?

「児童発達支援」施設では、就学前の障がい児や発達に遅れがある子どもたちを預かって支援します。

 

施設により、年齢区分をもうけたり、支援時間を決められています。

(例えば、3歳~5歳まで対象・預かり時間10時~15時まで など)

 

施設で行う支援サービスの内容もいろいろ特色があります。

 

日常生活を過ごすうえでの、基本的な動作の指導だったり、集団で過ごすための適応性を訓練したり。

 

また、保育所や幼稚園など併用して利用している子どもなら、その園と連絡・連携をとったり、また家族に対して相談にのったりもします。

 

「児童発達支援」施設には、どんな職員がいるの?

施設には、利用している子どもの支援計画をたてる児童発達支援管理責任者や、保育士などの資格をもった職員がいます。

 

また、理学療法士作業療法士などの専門的な指導にあたる職員も在籍しているところもあります。

 

転職をするにあたり、上記のような資格をお持ちでしたら、施設側は歓迎するでしょう。

 

ただ専門的な資格を持っていなくても、子どもらを見守り、療育支援をする指導員としての求人もたくさんあります。

 

転職先としては、どう?

専門的な資格がなくても、「子ども支援がすき」「福祉への情熱」を伝えることで十分採用される可能性があります。

 

施設により、いろいろな取組みをしているので、それに合わせた仕事を求められます。

 

体を動かすことをメインとした施設なら、「運動が得意、好きな人」を求めているでしょうし、コミュニケーションをとることをメインとした施設なら、「歌が好きであったり、言葉遊びができる人」を求められるでしょう。

 

とにかく、子どもが好きであればそれを伝え、その子の成長をいっしょに支援していく、という気持ちが大切となります。

 

保育士などの資格を持っていなくても、子どもを支援することが好きな人なら、いい転職先となるにちがいありません!

 

さいごに

就学前の小さな子どもたちを支援する職場ですので、「子ども好き」な人が大前提になるでしょう。

 

発達に遅れがある子どもを支援する施設なので、その子の特性をみながら、ゆっくり寄り添いながら支援できる人が最適です。

 

専門的な資格がなくても、障がい福祉分野・子ども福祉分野に少しでも興味があれば、是非とも転職先として考えてみてください!!

 

きっとやりがいがある職場になるでしょう!!

 

 

最後まで、お読みくださりありがとうございました。

 

 

 

【転職先に考えよう】障がい児(子ども)を対象とした施設への転職を考える

 

こんにちは、カメちゃんです。

 

障がい者施設をいくつか紹介してきましたが、障がいを対象とした施設もいくつかあります。

 

児童なので、基本的には18歳未満の子ども(障がい児)が利用する施設となります。

 

近年では、親が自分の子供に障がいがあったことが分かれば、その障がいのことについて受け入れ、幼少期の頃から、障がい児施設を利用して、その子の障がい特性にあった生活を送るようになってきました。

 

ですから、一昔前に比べて、特に通所できる「障がい児」施設が増えてきており、利用する障がい児も多くなってきています。

 

 

「障がい児」を支援するサービスについて

障がい児のための支援サービスについては、児童福祉法という法律によって定めれています。

 

大きく3つの支援サービスに分けられます。

 

「障がい児相談支援」サービス

・障がい児通所支援のサービスを使うため相談員が、障がい児の心身の状態やその家庭環境などを踏まえて、障がい児支援利用計画等(障がい児の通所サービスの利用計画)を作成し、障がい児のかかえている問題を解決できるようにします。

 

「障がい児通所支援」サービス

・障がい児が身近な地域で支援が受けられるよう、施設に通所しながらサービスを受けます。

 

「障がい児入所支援」サービス

・重度な障がい児などにも対応できるよう、施設に入所しながら日常生活の訓練や病気の治療をおこないます。

 

「障がい児通所支援」サービスが、身近には多いです

 

障がい児を支援するサービスのなかで、「障がい児通所支援」サービスをおこなう施設が、われわれの身近に一番多いのではないでしょうか。

 

ではどんな種類があるのか、挙げたいと思います。

 

「児童発達支援」

・未就学の障がい児を対象

・日常生活における基本的な動作の指導や、知識の教育、集団生活での適応力の訓練をおこないます

・毎日通ったり、幼稚園や保育所に通いながら週数日利用したりします

 

「放課後等デイサービス」

・小学校~高等学校に通う障がい児が、放課後や休日、夏休みなどの長期休暇中に利用します

・生活能力を高めるための訓練を楽しくおこないます

・内容は事業所によっていろいろあり、「運動の遊び中心のところ」や「個別の学習中心のところ」などあります

 

保育所等訪問支援」

・専門の心理士などが保育所などを訪問して、障がい児の様子を見て、保育所のスタッフなどに対して障がい児への対応方法を助言したりします

 

「医療型児童発達支援」

・未就学の肢体不自由児を対象

・児童発達支援と障がいの機能訓練などをおこないます

 

「居宅訪問型児童発達支援」

・未就学の外出することが困難な、重度の障がい児を対象

・事業所の支援員が自宅を訪問して、日常的な動作の指導などをおこないます

 

「児童発達支援」「放課後等デイサービス」の施設が多く、求人も多いです!

 

上に挙げさせてもらった「障がい児通所支援サービス」の中でも、利用者数とその施設の数でいうと、「児童発達支援」と「放課後等デイサービス」の2つがだんとつに多いです。

 

小学校にあがるまでは「児童発達支援」、小学校~高校は「放課後等デイサービス」と、成長に合わせて施設を利用されます。

 

施設が多いということは、それだけ求人数も多いということです。

 

福祉業界への転職を考えるうえで、「障がい児」のサービスを運営している会社・事業所に応募してみてはどうでしょうか。

 

 

最後まで、お読みいただきありがとうございました!!